人の心に届く「声」「話し方」は、訓練することで身につけることができます。

お客様に向けて話をするプレゼンテーション

あるいは多くの社員に向けて話す朝礼や社員総会

そんないろいろな「話をする」ビジネスシーンで

あなたは「聞く人の心に届く声」を出せていますか?

あなたの言葉を「心に届く声」でしっかり伝えよう

講座について

同じ話をするにしても、実は声の高さや抑揚の差で「信頼できそうか否か」の評価が変わったり、声の癖によって社会的評価が上下してしまうということなどが論文で示されています。選挙でも声の高さへの意識をしている程です。

また、神経科学の面から見ても、声という手がかりは感覚・認知・情動ネットワークの広範な脳領域で処理されているので、その果たす役割はとても大きなものといえます。話し方一つでお客様や社員の気持ちは左右し、売り上げや社員の士気にも影響が出ます。

この手法は、これまで朝ドラをはじめとした多くのテレビ俳優や、国内外の大舞台の舞台俳優たちを演技指導してきた俳優・壤晴彦が50年を超える俳優人生の中で培ってきたものです。

今までは俳優向けに特化してきたこのメソッドを、改めて多くのビジネスユーザーが使いやすい形にアップデートして、短時間ワークショップのメニューとしてお届けすることができるようになりました。

社員に話をする機会のある経営者のみなさん、お客様と直接お話をする営業担当者や受付スタッフ、電話応対担当者など、声を使うビジネスシーンで納得の変化、効果が得られます。どうぞご活用ください。

プログラムの内容

声を育てる3つのワークショップ

声を育てるワークショップとして、「発声」「発音」「力点」の3つのコースを用意しました。
基本的に3つのコースをマンツーマン形式で全て受けることで「心に届く声」が完成します。

ただし、体験として一部のコースのみを抜粋して受講したいというご希望や、グループ受講をしたいというご要望にも対応しますので、お問い合わせください。

1. 心に届く『発声』

誰かの言葉に耳をかたむける時、聞く人の身体はいつしか話す人と同じ状態になります。

あなたがゆったりとした心身の状態で語る言葉は、相手を安心させ、メッセージを届き易くさせるのです。逆に心身が硬直した状態で放たれた声は、相手に圧迫感を与え緊張させ、やがて滑らかな対話の機会を奪って行く‥信頼感の危機と言ってよいでしょう。

我が国には昔から、聞く人の耳に心地良く、「安心感」と「信頼感」を与える『声』があります。それが『倍音』‥あなたの「身体全体が共鳴して出てくる声」です。

これは「訓練」というより、「発想の転換」で短時間に実感できる『あなた自身の一番良い声』なのです。(誰かの声を真似る必要は一切ありません。)

日本の伝統芸能から劇団四季の方法論、そして欧米で広く採用されている今日の発声法まで‥幅広い体験に基づき、壤晴彦が確信を持ってお勧めする「気づけば簡単な『倍音発声法』」を、2時間の体験で身につけてください。

2. 聞き取りやすい『発音』

あなたの話し方は「聞き取りやすい」でしょうか?

「音」は出ているのに「聞き取りにくい」‥よくあるケースです。

こういう時、昔から「滑舌(かつぜつ)」と言って、早口言葉や大きく口を開ける訓練を行いますが、実は全く効果はありません。

鍛えるべきは「口や舌」ではなく「耳」だからです。

耳の働きをちょっと敏感にするだけで「あなたの言葉が驚くほどクリアになる」‥ほとんど「遊び気分」で行える訓練法があります。

2時間のワークショップで、あなたの中に新しい「音の回路」を作り上げましょう。

3. 『力点』を把握する

言葉は「音」として聞こえている。

だが「話の内容」が伝わって来ない。‥よくあるケースです。

「記憶した文章」や「目の前にある原稿」をただ「音」にしている‥それで「生きたメッセージ」が伝わるわけがありません。

こちら岸(自分)から向こう岸(聞く人・人々)へ何を届けたいのか?

‥多くの場合、その荷物は「ある単語」・他の単語たちはそれを載せる「船」・「船頭」はあなた‥これが「話す」という構造です。「重い荷物」もあれば「ガラスに覆われた繊細な荷物」もあるでしょう。その扱いが「話の抑揚」ですね。

単語ごとに変わる『力点』つまり「強弱」「軽重」「色使い」‥これらを駆使して、聞く人の心に残る話し方を身につけましょう。

講座料金

マンツーマン

3種類コース

全6時間 25万円

1種類の場合

2時間 10万円

グループ

3種類コース

10名程度の場合

全6〜8時間 50万円

1種類の場合

10名を超える人数での講座

お問い合わせください

会場について

会場:新宿5丁目のアトリエ

ご希望の場所への出張も可能です

場所によっては移動費用を追加で申し受ける場合もございます

※表示料金は税抜です。

講師紹介

壤 晴彦

Jo Haruhiko

俳優・声優・演出家・演技朗読講師

プロフィール

1948年1月25日生まれ。京都市出身。同志社大学経済学部卒。幼少時より歌舞伎、邦楽に親しむ。高校時代より狂言大蔵流・茂山千五郎師(四世千作・人間国宝)に師事。大学卒業後、劇団四季に入団。「ジーザスクライストスーパースター」のピラト、「エビータ」のペロン、「オンディーヌ」の水界の王などメインキャストを務める。劇団四季退団後は蜷川幸雄演出作品シェイクスピア「テンペスト」、三島由紀夫「近代能楽集・卒塔婆小町」に主演。20年に渡り海外公演に参加し、各国の文化人、主にロンドンの演劇人たちと親交を結ぶ。その傍らで、NHK・朝ドラのヒロインや大河ドラマ出演者の発声・演技特訓、蜷川カンパニー、日本朗読文化協会、大阪芸術大学、日本各地の地域発信ミュージカルなど、演技指導者としても高く評価されている。また声優としても、CM・番組ナレーションを数多くこなす。声優としての代表作は「ライオンキング」スカー、「パイレーツ・オブ・カリビアン」バルボッサ、「スター・ウォーズ」スノーク、TVアニメ「ワンピース」シュトロイゼンなど。

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